【2月15日 AFP】アルペンスキー世界選手権2015(2015 FIS Alpine World Ski Championships)は14日、米コロラド(Colorado)州ビーバークリーク(Beaver Creek)で女子回転が行われ、米国の19歳ミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin)が2本合計タイム1分38秒48で優勝し、同種目で連覇を果たした。

 10代の女子選手が、世界選手権の個人種目で2つの金メダルを獲得するのは、1982年のエリカ・ヘス(Erika Hess)氏以来初めての快挙。

 1本目でミスのない滑りを見せ、2位以下に0.40秒差をつけたシフリンは、2本目でもその勢いを維持。合計タイムでは、2位のフリダ・ハンスドター(Frida Hansdotter、スウェーデン)に0.34秒差を、3位のサルカ・ストラチョワ(Sarka Strachova、チェコ)に0.77秒差をつけた。

 W杯で総合首位に立つティナ・マゼ(Tina Maze、スロベニア)は、シフリンと2.48秒差の8位に終わった。

 前日には、テッド・リゲティ(Ted Ligety、米国)が男子大回転を制しており、米国勢が2日連続の金メダルを手にした。(c)AFP/Greg Heakes