オバマ大統領、ノースカロライナ州のイスラム教徒学生殺害を非難
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【2月14日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は13日、米ノースカロライナ(North Carolina)州チャペルヒル(Chapel Hill)でイスラム教徒学生3人が宗教を嫌っていたとみられる隣人に殺害された事件について、「残酷で常軌を逸した行為だ」と非難した。
オバマ大統領は声明で、アメリカでは誰もが風貌や信仰などを理由に攻撃されるべきではないと述べた。
地元警察によると、事件のきっかけは駐車場をめぐる対立とみられているが、ヘイトクライム(憎悪犯罪)の可能性もあるとして捜査している。被害者の家族は、3人がイスラム教徒だったために狙われたと主張している。
オバマ大統領は、デア・シャディ・バラカト(Deah Shaddy Barakat)さん(23)と妻のユーソル・モハマド(Yusor Mohammad)さん(21)、ユーソルさんの妹のラザン・モハマド・アブサルハ(Razan Mohammad Abu-Salha)さん(19)が殺害された事件への反応が遅かったとして批判を浴びている。
米連邦捜査局(FBI)は、フェイスブック(Facebook)などに反宗教的な意見を投稿していた被害者の隣人クレイグ・ステファン・ヒックス(Craig Stephen Hicks)容疑者(46)が起こしたとされているこの事件の捜査を開始した。
殺害された3人は12日、数千人の参列者が見守る中で埋葬された。オバマ大統領は、「被害者のご家族に、私たち夫妻より哀悼の意をささげます。犠牲となった若い米国人の葬儀に大勢の人が参列したことで分かるように、私たちは皆、米国という一つの家族の一員なのです」とコメントした。