【2月10日 AFP】両手を広げて瞑想する男性の体に、かぎ針で次々とぶら下げられる花やライム、ココナツの実――南アフリカ・ダーバン(Durban)から北に42キロほど離れたマウントエッジコム(Mount Edgecombe)で7日、奇祭「ヒンズー・タイプーサム・カバディ(Hindu Thaipusam Kavady)」が催された。

 地元のヒンズー教寺院で毎年行われるこの祭りでは、信者が祈りの言葉を唱えながら自身に苦行を課す。参加者たちは1か月にわたって肉食を絶ち、ヒンズー教のムルガ神(Muruga)の生誕を祝う。(c)AFP