【2月9日 AFP】2016年、2017年のフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)のグランプリ(GP)が、カタールでも開催される可能性が高まっていることが分かった。同国モータースポーツ連盟の会長がAFPに明かした。

 同国連盟会長で、国際自動車連盟(FIA)の副会長でもあるナセル・ビン・ハリファ・アルアティア(Nasser bin Khalifa al-Attiyah)氏は、2016年からの2年間のGP開催で、契約の合意に近づいていると話した。

 中東の小国カタールは、国際的な知名度を持つスポーツ大会の開催に次々と名乗りを上げているが、今回、そこにF1も加わることになる。

 アルアティア会長は、「F1レース開催の契約を間もなく結ぶところだ。手続きはすべて完了し、あとは2、3の細かな部分と正式な署名を残すだけとなっている」と話した。

 同会長はさらに、開催サーキットの候補として、すでに世界ロードレース選手権(WGP)とスーパーバイク世界選手権(WSB)を開催しているロサイル・インターナショナル・サーキット(Losail International Circuit)、もしくはドーハ(Doha)市内の街路を使った特製市街地コースの2つが選択肢にあると話した。

 カタールでのGP開催については、すでにGPを主催しているバーレーンとアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ(Abu Dhabi)の承認が得られる見込みが薄く、これまでは実現に疑問符が付いていた。F1の最高責任者、バーニー・エクレストン(Bernie Ecclestone)氏も昨年12月、この両国が認めないだろうと発言していた。

 しかし現在、問題はすべて解決したとみられる。

 カタールはスポーツ大会の開催に巨額の資金を注ぎ込んでおり、すでに2019年の世界陸上(IAAF World Championships in Athletics)と2022年のサッカーW杯(World Cup)の開催権を勝ち取っている。(c)AFP