【2月9日 AFP】アフリカネーションズカップ2015(2015 The Africa Cup of Nations)は8日、決勝が行われ、コートジボワールが0-0で迎えたPK戦の末に9-8でガーナを下し、23年ぶりとなる2度目の優勝を飾った。

 コートジボワールは、GKブバカル・バリー(Boubacar Barry)が勝負を決するシュートを蹴り込んだ。直前にバリーは、ガーナのGKラザク・ブライマー(Razak Braimah)のPKを自分の左へ飛んではじき返し、自ら勝利へのチャンスをつかんでいた。

 PK戦最初のキッカーのボニー・ウィルフリード(Bony Wilfried)のシュートがクロスバーに弾かれ、2人目のタッロ・ガジ(Tallo Gadji)が枠をとらえられず、22人のキッカーが出たなかで最悪のスタートを切りながらも、コートジボワールは勝利に歓喜した。ベテランのバリーは体調が整ったため、ここ5試合先発していたシルバン・グボウオ(Sylvain Gbohouo)に代わって先発出場を飾っていた。

 1992年大会で優勝したコートジボワールもガーナとのPK戦の末にトロフィーを獲得しており、歴史が繰り返されることになった。(c)AFP