【2月2日 AFP】アフリカネーションズカップ2015(2015 The Africa Cup of Nations)は1日、準々決勝が行われ、コートジボワールが3-1でアルジェリアに勝利し、ベスト4入りを決めた。

 コートジボワールは、先日イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)加入が決まったウィルフリード・ボニー(Wilfried Bony)が頭で2得点を挙げた。グループリーグでは沈黙していたボニーだが、決勝トーナメントに入って目覚め、チームを救う活躍をみせた。

 ボニーは前半26分に今大会自身初ゴールを決めると、アルジェリアのエル・アラビ・ヒラル・スダニ(El Arbi Hilal Soudani)に同点ゴールを許して迎えた後半24分にも、貴重な勝ち越しゴールを決めた。

 後半ロスタイムにはジェルヴィーニョ(Gervinho)がダメ押しとなる得点を奪い、コートジボワールはアルジェリアに雪辱を果たした。両チームは2010年大会でも準々決勝で顔を合わせており、そのときはアルジェリアが延長戦の末に劇的勝利を収めている。

 エルベ・ルナール(Herve Renard)監督が指揮を執るコートジボワールは、1992年以来となる大陸制覇を目指し、4日にバタ(Bata)で行われる準決勝で、コンゴ民主共和国と対戦する。この試合の勝者は、決勝で赤道ギニアとガーナの勝者と対戦する。

 一方、大会前に優勝候補の筆頭に挙げられていたアルジェリアだが、その期待を完全に裏切って帰国することとなった。(c)AFP/Andy SCOTT