【1月29日 AFP】2014年のサッカー界の移籍市場で過去最高額が記録され、史上初めて総額40億ドルを突破したことが28日、国際サッカー連盟(FIFA)の報告で明らかになった。

 莫大な利益を生み出すプレミアリーグを背景としてイングランドが最も市場に投資を行い、昨年母国でのW杯(2014 World Cup)で敗退を喫したブラジルの選手が最も人気を集めた。

 合計約1万3000人の選手が総額40億6000万ドル(約4774億円)の移籍金で所属クラブを変更したが、この金額には代理人に支払われた2億3600万ドル(約277億円)は含まれていない。

 すべての移籍を監視するFIFAのトランスファー・マッチング・システム(Transfer Matching System、TMS)による年次報告書『グローバル・トランスファー・マーケット(Global Transfer Market)』によると、2013年の総額38億9000万ドルからは2.1パーセントの上昇で、2011年からの年平均増加率は3.4パーセントとなっている。

 欧州クラブの移籍金はこのうち87パーセントと圧倒的に多く、欧州クラブ間での移籍は78パーセントとなっている。

 イングランドのクラブは最多の総額11億7000万ドル(約1376億円)を費やしており、FIFA TMSのマーク・ゴッダード(Mark Goddard)ゼネラル・マネジャー(GM)によると、これは総額の4分の1以上を占めるという。

 移籍金の売却額では、スペインが2013年の5億8400万ドルから上昇し、6億670万ドル(約780億円)で首位となった。2位には5億2300万ドル(約615億円)でイングランド、3位には4億3500万ドル(約510億円)でポルトガル続いている。

 市場で最も活発だったのはブラジルのクラブで、646選手を獲得し、689選手を放出している。

 また、最も獲得のターゲットなったはブラジル人選手で、1493選手が総額4億4800万ドル(約527億円)で移籍している。2位以下は801人のアルゼンチン人選手、596人のイングランド人選手、507人のフランス人選手となっている。(c)AFP