ペイトリオッツの「空気圧不足」疑惑で容疑者浮上か、米報道
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【1月27日 AFP】米メディアは26日、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)がプレーオフのインディアナポリス・コルツ(Indianapolis Colts)戦で使用されたボールの空気圧が不正に低くされていたとされる疑惑について、ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)の用具係を調査していると報じた。
フォックス・スポーツ(Fox Sports)は、2月1日に開催される第49回スーパーボウル(Super Bowl XLIX)で、王者シアトル・シーホークス(Seattle Seahawks)と対戦するペイトリオッツが現地フェニックス(Phoenix)入りするなか、「デフレートゲート(deflategate)」と称される今回の騒動の最新情報を伝えた。
その報道によれば、用具係がボールをフィールドに持ってくる前に、審判のロッカールームから別の部屋に持ち出す姿が映された監視映像が確認され、NFLが「容疑者」に事情聴取を行い、「この人物が不正行為をはたらいたかどうか見極めようとしている」とされている。
NFL側はこの報道について確認しておらず、リーグの上級副社長を務めるジェフ・パッシュ(Jeff Pash)氏と調査の指揮を執っているテッド・ウェルズ(Ted Wells)弁護士は、結論に結びつけるのは早計だと警告している。
ウェルズ弁護士は声明で、「われわれは通常の調査手順を踏んでおり、一連の事情聴取や別の過程で結論を下すべきではない。すべては徹底かつ公平な調査を行うための手順の一部である」と述べた。
「調査には、少なくともさらに数週間はかかるとみられる」
ウェルズ弁護士はまた、「調査の結論が出るまでは、この問題の関係者、または関係する可能性がある全員が、疑惑について公の場でコメントを避けることが最善である」とつけ加えている。
この発言は、スーパーボウルを控えるペイトリオッツのビル・ベリチック(Bill Belichick)HCや、QBトム・ブレイディ(Tom Brady)をはじめとする選手全員に配慮したものであることは間違いない。
ベリチックHCとブレイディは、45-7でコルツに大勝したアメリカン・カンファレンス(AFC)決勝の前半に使用されたボールが、試合前にはリーグの基準を満たしていたにもかかわらず、なぜ空気圧が低くなっていたのか見当もつかないと主張している。
問題となったコルツ戦のように雨が降って寒い天候では、空気圧が低いほうが「ピッグスキン(アメフトのボールの俗称)」は投げやすく、キャッチしやすいとされている。(c)AFP