【1月27日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)は26日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-4、7-5、7-5でルクセンブルクのギル・ミュラー(Gilles Muller)を退け、8年連続の準々決勝進出を決めた。

 全豪オープンを4度制しているジョコビッチは、世界ランク42位のミュラーに一度もブレークを許さず、第8シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)が待つ次戦に駒を進めた。

 この日サーブがさえていたジョコビッチは、ファーストサーブが入ったときに82パーセントの確率でポイントを獲得。相手が迎えた4度のブレークチャンスをしのいだ。

 世界ランク1位のジョコビッチは、47本のウイナーと16個のアンフォーストエラーで、ミュラーに付け入る隙を与えなかった。

 ジョコビッチは、「大事なときに3度のブレークを奪った。第2、第3セットに5-5で並んだ場面で、いくつか良いショットを打つことができた」と語った。

「相手に一本でも多く打たせようと考えていた。第3セットの大事なときにサーブが決まって、ブレークを許さなかったのは幸運だったね」

「彼のサーブを読むのは難しかった。彼はたぐいまれなスライスサーブを武器にしている。ネット際でのプレーもうまいし、試合内容がバラエティーに富んでいる」

(c)AFP