【1月24日 AFP】ロシアの気象学者は23日、同国第2の都市サンクトペテルブルク(Saint Petersburg)で天候不良のため、2014年12月の月間日照時間が1時間しかなかったことを明らかにした。

 サンクトペテルブルクの気象センターに勤務する気象学者、アレキサンダー・コレソフ(Alexander Kolesov)氏は、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の故郷でもある同市の日照時間は「12月全体を合計して、太陽が出たのは1時間だけだった」と述べた。「12月2日、10日、24日にそれぞれ15分から20分ずつ太陽が顔を出しただけだった。1か月の日照時間がこれほど少なかったのは2008年以来だ」

 かつてロシア帝国の首都だった同市は今月は多少明るくなったようで、コレソフ氏によると、今月1日以降の日照時間はすでに3時間に達している。(c)AFP