【1月23日 AFP】米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)、ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)のQBトム・ブレイディ(Tom Brady)は22日、チームが第49回スーパーボウル(Super Bowl XLIX)に進出するために空気圧の低いボールを使用する不正行為を働いていたとされる疑惑を否定した。

 ブレイディは、全米最大のスポーツイベントを取り巻く論議が熱を帯びる中、ビル・ベリチック(Bill Belichick)HCとともに全国にテレビ中継された記者会見に臨み、疑いについて反論した。

 NFLは現在、ペイトリオッツが45-7でインディアナポリス・コルツ(Indianapolis Colts)に圧勝した18日のアメリカン・カンファレンス(AFC)決勝で、攻撃の際にリーグの基準を下回る空気圧のボールを使用し、ブレイディとチームが有利にプレーできるようにしたとされる問題について調査を行っている。

 しかし、度重なるスキャンダルに悩むNFLで最大のスター選手の一人であるブレイディは、「デフレートゲート(deflategate)」と称される今回の騒動への関与について全面的に否定した。

「どんな形であれボールに細工などしていない」と語ったブレイディは、2月1日にアリゾナ(Arizona)州で史上最多となる自身6度目のスーパーボウルに挑む。

 3度のスーパーボウル制覇を成し遂げ、2度のNFL最優秀選手(MVP)賞に輝くブレイディはさらに、「常にルールに従ってプレーしているつもりだ。ルールを破ったことは一度もない」とつけ加えた。

 ブレイディのコメントは、この日ベリチックHCが問題の試合で規則違反のボールが使われていた可能性があると知り「衝撃を受けた」と述べたことに同調するものとなった。

 ベリチックHCは、「私は選手にもスタッフにも、ボールの空気圧について言及したことはない」と語った。

「私にとって、ボールは試合前にリーグと審判の認可を受けたものであり、われわれはそこに用意されたものを使用している」

(c)AFP