【1月23日 AFP】第16回アジアカップ(2015 AFC Asian Cup)準々決勝のアラブ首長国連邦(UAE)戦を控え、日本代表の長友佑都(Yuto Nagatomo)が22日、香川真司(Shinji Kagawa)について言及し、待望のゴールを決めたことを追い風に、次も得点を狙い続けてほしいと話した。

 マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)での苦闘があって以来、本来の姿を完全には取り戻せていない香川だが、ヨルダン戦でゴールを決めると満面の笑みを見せていたと長友は明かした。

 連覇を目指す日本は23日にタレントぞろいのUAEとの準々決勝を迎えるが、この試合では香川の状態が一つの鍵になるとみられる。

 長友は、「真司は日本の10番でエースというプレッシャーを背負っていて、なかなか得点できずに難しい時期を過ごしていたと思う」と話した。

「だから、ヨルダン戦で得点したときはうれしそうだったし、それを見て僕も心からうれしくなった。これを機に吹っ切れて、次もゴールを狙ってほしい」

 チームを率いるハビエル・アギーレ(Javier Aguirre)監督は、香川にはより積極的にシュートを打つよう促していると明かし、ヨルダン戦の得点で自信をつかんでくれればと話した。

「シンジには、もっとペナルティーエリアのなかへ入って、チャンスがあればアシストではなく得点を狙うよう求めてきた。あのゴールで自信をつけていると思う」

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