クロップ監督「残留が最優先」、来季の欧州CL出場は考えず
このニュースをシェア
【1月22日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)のユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督が、後半戦の最大の目標は1部残留で、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)の出場権獲得は考えていないと話した。
今季のチャンピオンズリーグではグループリーグを突破し、2月の決勝トーナメント1回戦でユベントス(Juventus)と対戦することが決まっているドルトムントだが、リーグでは下から2番目の17位と、悲惨な前半戦を過ごした。
ドルトムントは過去4シーズン連続でチャンピオンズリーグに出場し、2013年には決勝にも進出している。しかし現在の順位は最下位を争い、欧州カップ戦の出場圏内からは勝ち点12差という状況のため、クロップ監督はとにかく降格を避けることが最優先だと話している。
バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)との2015年初戦を30日に控えるクロップ監督は、スポーツ・ビルト(Sport Bild)誌に対し、「今は来シーズンのチャンピオンズリーグ出場のことはまったく考えていない」と語った。
「現時点で残留に向けて問題はないし、トレーニングをたくさん積むつもりだ」
2011年と2012年にはリーグ連覇を果たし、ここ2シーズンもバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に次ぐリーグ2位に入っていたドルトムントだが、マリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)、ロベルト・レバンドフスキ(Robert Lewandowski)と2季連続で主力が流出したことも響き、今季はまったく調子が上がらないまま苦しんでいる。
今季17節を終えての10敗はリーグ最低の記録となっており、クロップ監督も過ちを認め、「フィジカル面など、本当の意味でチームを助けられる選手の見極めを誤った」と話している。
クロップ監督は、「100パーセントではない状態でプレーさせれば、選手はミスを犯す。チェスの選手だって、3日徹夜して世界選手権に臨んだら誰でもうまくいかない。それと同じことだ」と話す一方で、ドルトムントの残留は「100パーセント」確信しているとつけ加えた。
ドイツでは、ドルトムント所属の代表選手、マルコ・ロイス(Marco Reus)が3月に去就を発表するとの報道が出ている。ロイスについては、契約解除の条項を行使して今季限りでチームを去る可能性が取りざたされている。
しかしクロップ監督は、チャンピオンズリーグ出場を逃したからといって、チームを去る主力選手はいないと信じている。
クロップ監督は、「もしうちのチームに、チャンピオンズリーグ出場を1回逃したくらいで移籍する選手がいるとしたら、それは私がその選手を完全に見誤っていたということだ」と強い口調で話した。(c)AFP