【1月19日 AFP】第16回アジアカップ(2015 AFC Asian Cup)は18日、グループBの試合が行われ、中国は2-1で北朝鮮に勝利した。

 中国はウズベキスタン戦で決勝点を挙げた孫可(Sun Ke)の活躍で3連勝を飾り、アジアカップで過去最高のスタートを切った。

 すでにグループ首位通過を決めていた中国は、準々決勝でオーストラリアと対戦することが決まっている。

 ウズベキスタン戦では途中出場だった孫可だが、この試合ではアラン・ペラン(Alain Perrin)監督に先発起用されると、2得点を挙げる活躍をみせて期待に応えた。

 好調の孫可は試合開始直後、自陣からのロングボールに走り込み、わずか45秒で先制点を奪うと、ハーフタイム前にはジャン・ジッペン(Jiang Zhipeng)のクロスをヘディングで合わせ、今大会3得点目となるゴールを記録した。

 一方、1980年大会を最後にアジアカップの試合で勝利から見放されている北朝鮮は、見せ場なく前半を終えたものの、後半に入ると見違えるように立ち直りをみせた。

 後半11分に中国のガオ林(Gao Lin)のオウンゴールで1点を返した北朝鮮は、その後も試合を振り出しに戻そうと反撃を試みたものの、中国のGK王大雷(Wang Dalei、ワン・ダレイ)の牙城を崩すことはできなかった。(c)AFP