NY「アイデア・シティ」、屋外建築コンテストを開催
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【1月10日 Relaxnews】ニューヨーク(New York)で今年5月、新たな屋外建造物の設計と建築を競い合う「ストリート・アーキテクチャー(Street Architecture)」コンテストが開催される。
ニューヨーク市交通局(New York City Department of Transportation、DOT)との協力の下、美術館「ニュー・ミュージアム(New Museum)」と非営利団体「ストアフロント・フォー・アート・アンド・アーキテクチャー(Storefront for Art and Architecture)」が発案したこのコンテストは、「斬新な表現の機会を提供する催しに適した可動式の建造物」の実現を目指すもの。新たな集いの形態や市との連携を促進する屋外建築の設計と建設について、アイデアを募る。
優勝作品はニュー・ミュージアム近くに設置され、ライブのトークショーや討論会、上映会のほか、パフォーマンスの上演や試合、ワークショップの会場として使用される。
また、コンテストは今年行われる2年に1度のフェスティバル「アイデア・シティ(Ideas City)」の一環として実施される。アイデア・シティは、将来の都市を模索し、変化を実現することを目的に創設された。
今回のフェスティバルのテーマは、「目に見えない都市(The Invisible City)」。透明性と監視、市民権と代表権、表現と弾圧、関与と不関与など、現代の都市を特徴付ける力としての目に見えるものとそれに伴う力の関係性に対する疑問について、答えを模索する。
アイデア・シティは5月28から30日まで、ニューヨーク中心部で開催される予定だ。
イベントの詳細は、以下で確認することができる。
http://www.storefrontnews.org/programming/competitions?c=&p=&e=678
(c)Relaxnews/AFPBB News