【1月9日 AFP】(一部更新、写真追加)フランス・パリ(Paris)の風刺週刊紙シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)本社襲撃事件で容疑者として指名手配されている兄弟が9日、パリ北東郊外のダマルタンアンゴエル(Dammartin-en-Goele)で人質1人を取って建物に立てこもった。

 警察関係者によると、2容疑者が立てこもったのは、シャルル・ドゴール(Charles de Gaulle)空港からわずか12キロの距離にある小さな町、ダマルタンアンゴエルの印刷会社の建物。

 ベルナール・カズヌーブ(Bernard Cazeneuve)内相は、2容疑者の「制圧」作戦が進行中であることを認めた。現地には治安要員が多数動員され、上空にはヘリコプターが飛び交っている。

 車で逃走していた2容疑者は高速道路で警察車両とカーチェイスになり、銃撃戦の末、ダマルタンアンゴエルに逃げ込んでいた。(c)AFP