【1月8日 MODE PRESS】伊高級ブランド「ヴェルサーチ(Versace)」の15年春夏キャンペーンに起用された米歌手のマドンナ(Madonna)が、自身のひきしまった腕とおなかについては画像修正を行わないと念を押した上でモデル契約に応じていたことが分かった。

 クリエイティブ・ディレクターのドナテラ・ヴェルサーチ(Donatella Versace)は、「マドンナのおなかや腕は一切レタッチしていません」と認めた。

 またマドンナは契約の際、今回の契約料を自ら設立した慈善団体「レイジング・マラウイ(Raising Malawi)」に全額寄付する意向も伝えた。同団体は現在、マラウイの首都リロングウェ(Lilongwe)にあるクイーン・エリザベス病院(Queen Elizabeth Hospital)内に小児専門の手術・集中治療設備を建設している。

 こうした条件がありつつも、14年春キャンペーンに登場したレディー・ガガ(Lady Gaga)に比べればマドンナとの仕事は楽だったとドナテラは告白した。

「レディー・ガガとの仕事もう少し複雑でしたね。彼女は変化とカリスマ性ということに重点を置いているので、そのためなら決してリスクを恐れません。写真の最終承認をもらうまで、実に大変でした。でもマドンナは全く違っていました。あるのは、セットとフィルター、その他一式だけ。あとはニューヨーク(New York)のスタジオで、彼女自ら何もかも取り仕切ってくれました」(c)Bang Showbiz/MODE PRESS