ジョンソン氏ら3投手を含む4人が米野球殿堂入り
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【1月7日 AFP】米ニューヨーク(New York)州クーパーズタウン(Cooperstown)では6日、2015年の野球殿堂(Baseball Hall of Fame)入り選手が発表され、ランディ・ジョンソン(Randy Johnson)氏、ペドロ・マルティネス(Pedro Martinez)氏、ジョン・スモルツ(John Smoltz)氏の3投手と、強打者のクレイグ・ ビジオ(Craig Biggio)氏が選出された。
米国野球殿堂入りは、全米野球担当記者協会(BBWAA)の記者による投票で決まり、ジョンソン氏、マルティネス氏、スモルツ氏は1度目の候補選出でそのまま殿堂入りを果たした。ビジオ氏は、昨年はわずかに2票足りず涙をのんでいたが、3度目の候補選出でようやく殿堂入りを果たした。
1年に4人の選手が殿堂入りを果たすのは1955年以来となり、3投手が一度に殿堂入りするのはこれが史上初となる。
最多の得票を集めたのは、もちろんサイ・ヤング賞(Cy Young Award)獲得5度、キャリア通算303勝を誇るジョンソン氏。同氏は左腕投手としては史上最多、右腕を合わせてもノーラン・ライアン(Nolan Ryan)氏の5714個に次ぐ、通算4875奪三振を記録している。
「ビッグ・ユニット(The Big Unit)」の愛称で知られるジョンソン氏は、22年間の現役生活でモントリオール・エクスポズ(Montreal Expos)、シアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)、ヒューストン・アストロズ(Houston Astros)、アリゾナ・ダイヤモンドバックス(Arizona Diamondbacks)、サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)に所属。1997年、2001年、そして2002年には20勝以上を達成し、ダイヤモンドバックス時代の2001年には、ヤンキースとのワールドシリーズを制してシリーズ最優秀選手に選出された。
また、ダイヤモンドバックス時代の2004年には、アトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)戦で完全試合も達成している。
■山を乗り越えての偉業
ジョンソン氏は、何よりも誇りに思うのは、自らの頑強さだと話した。
「それから、マウンドに残って投げ続けることへのこだわりだ。投げるのは楽しかった。私は楽しんでいたんだ。そうは思わない人もいたみたいだけどね。確かに私は、マウンドであまり笑ったりはしなかったが、勝負を楽しんでいたし、できる限り長く投げ続けようと努力した」
「現役中は負傷という『マウンド(山)』がいくつも立ちはだかった。でも、それはどの選手も一緒だし、乗り越えなくてはならない逆境だ。22年もメジャーのレベルで投げられるなんて、想像もしていなかったよ」
(c)AFP