■センゾ・メイワ(Senzo Meyiwa

 南アフリカ代表とオーランド・パイレーツ(Orlando Pirates)で主将を務めるGKセンゾ・メイワ(Senzo Meyiwa)は10月26日、ガールフレンドで歌手のケリー・クマロ(Kelly Khumalo)さんの自宅に押し入った強盗に銃殺された。27歳だった。

 クラブでも代表でも好調だったメイワは、アフリカネイションズカップ2015(2015 The Africa Cup of Nations)の予選で4試合連続完封を記録。チームはメイワの死後に本大会出場を決めた。

 クラブの会長は、「これは、オーランド・パイレーツと国、センゾの家族、とりわけ子どもにとって悲しい損失だ」とコメントしている。

■ティト・ビラノバ(Tito Vilanova

 FCバルセロナ(FC Barcelona)でジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)元監督のアシスタントを務め、自らも指揮官となったビラノバ氏は、3年にわたるがんとの闘病の末、4月25日に亡くなった。45歳だった。

 2011-12シーズンを最後に退任したグアルディオラ氏の後任に就いたビラノバ監督は、翌シーズンの前半戦にチーム史上最高となる成績を残した。ニューヨーク(New York)での化学療法のためチームを2か月間離れなければならなかったものの、チームは勢いを維持し、リーグ新記録となる勝ち点100で優勝を飾った。

 その後も、指揮を執り続ける意向を示したビラノバ氏だったが、がんは再発した。

 スペインのテニス選手、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal)は「彼を失ったことではなく、ティト・ビラノバに起きたことが劇的なことだった」と故人をしのんだ。(c)AFP