スパーズが輝いた2014年のNBA
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■リーグを巻き込んだスキャンダル
昨季のNBAは、スターリング氏の問題発言やスキャンダルで大騒動に巻き込まれ、スパーズがファイナル制覇を果たした祝賀ムードは長く続かなかった。
ロサンゼルス・クリッパーズのオーナーを務めていたスターリング氏は、恋人の女性に人種差別的発言をした録音テープが公開されると、リーグから永久追放処分を言い渡され、250万ドル(約2億5600万円)の罰金も科された。スターリング氏は当時、オーナーとしての在任期間がリーグ最長だった。
2013-14シーズンにコートを盛り上げたのは、サンアントニオ・スパーズの優勝だけではなかった。
フェニックス・サンズ(Phoenix Suns)は、最下位に終わると予想する声が多く上がる中で48勝を記録した。
オクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)は、ラッセル・ウエストブルック(Russell Westbrook)が故障で長期の戦線離脱となったにもかかわらず、ケビン・デュラント(Kevin Durant)がレギュラーシーズンMVPに選出される活躍でチームをけん引し、59勝という好成績を残した。
ポートランド・トレイルブレイザーズ(Portland Trail Blazers)は、ダミアン・リラード(Damian Lillard)やラマーカス・オルドリッジ(LaMarcus Aldridge)らの素晴らしいパフォーマンスにより、前年の勝利数を21も上回る成績で再びポストシーズンの舞台に戻った。
イースタンカンファレンスでは、トロント・ラプターズ(Toronto Raptors)が、カイル・ローリー(Kyle Lowry)とオールスター選手のデマー・デローザン(DeMar DeRozan)を中心にアトランティック・ディビジョン制覇を果たすと、ワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)もジョン・ウォール(John Wall)の卓越したプレーで、プレーオフ進出に成功した。
昨季37勝に終わったニューヨーク・ニックス(New York Knicks)は、球団組織のてこ入れを図り、現役時代を含めてNBA制覇通算13回の実績を持つフィル・ジャクソン(Phil Jackson)氏を球団社長に迎えた。
ジャクソン氏がかつて指揮を執っていたロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)は、けがで戦列を離れたコービー・ブライアント(Kobe Bryant)がコートサイドで試合を見守る中、2013-14シーズンはわずか27勝の成績に終わった。(c)AFP