カーンさんは病院のベッドで目を覚ました。何人が生存したかは知らないという。

■「生徒たちを助けたかったが無力だった」教員も証言

 カーンさんの証言は、クラスの教員によって裏付けされた。匿名を希望した46歳の同教員は、肩と胸に銃弾を浴び、カーンさんと同じ病院で治療を受けていた。

「生徒たちを助けたかった。けれど私は無力だった」と、同教員は泣きながら語った。

 TTPのスポークスマンは、TTPの拠点に対する軍事攻撃への報復として学校を襲撃したと主張し、愛する者たちを失った自分たちの「苦しみを(軍関係者に)感じさせる」ことが目的だったと語った。(c)AFP/Lehaz Ali