【12月18日 AFP】イタリア・セリエAのパルマ(Parma FC)を保有するトンマーゾ・ギラルディ(Tommaso Ghirardi)会長は、新オーナー就任が報じられるピエトロ・ドカ(Pietro Doca)氏が慎重な姿勢をみせる中、クラブを売却することを明かした。

 ギラルディ会長は16日、ドカ氏が新会長になりクラブを引き継ぐと発表したが、ドカ氏はその翌日、「最終合意には達していない」としていた。

 それでもギラルディ会長は、17日の夜、クラブの公式ウェブサイト上に「トンマーゾ・ギラルディは、ドカ氏の声明を読み、クラブの株式売却について最終合意に達したことを発表します」とする声明を掲載した。

 昨季から負債により経営を圧迫されているパルマは、選手への給料未払いなどで、勝ち点1の減点処分を科されている。(c)AFP