【4月17日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・シティ(Manchester City)の所属選手が、世界の各スポーツクラブのなかで最も高い給料を支払われていることが調査で明らかになった。

 英国のスポーティング・インテリジェンス(Sporting Intelligence)社が16日、公式ウェブサイトに発表した調査結果によれば、トップチームに所属する選手の平均年俸が最も高いのはシティで、約530万ポンド(約9億円)だった。

 シティの下にはニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)とロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)という米大リーグ(MLB)の球団が続き、レアル・マドリード(Real Madrid)、FCバルセロナ(FC Barcelona)、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)、チェルシー(Chelsea)も10位までに入った。

 これに米プロバスケットボール協会(NBA)のブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)とシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)を加えたのが、今回の上位10クラブとなった。

 しかしながら、シティの巨額の人件費が問題視されていないわけではない。

 英メディアの報道によれば、欧州サッカー連盟(UEFA)が定めるファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規定への違反で、シティには罰則が科される可能性がある。FFPの下では、度を越えた支出は禁じられている。