スターバックス、「コーヒーの劇場」を創業の地にオープン
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【12月17日 Relaxnews】米コーヒーチェーン大手スターバックス(Starbucks)は今月上旬、開業の地である米ワシントン(Washington)州シアトル(Seattle)に大規模な焙煎所とテイスティングルーム併設した高級店の第1号店をオープンさせた。
「スターバックス・リザーブ ロースタリー・アンド・テイスティングルーム(Starbucks Reserve Roastery and Tasting Room)」と銘打たれた同店は、よりプレミアムなコーヒーブランドを目指す壮大な計画の一環だという。
築100年の建物を2年かけて改修した。2016年までに米国とアジアでこのような店を約100 店舗を開く予定だ。
スターバックスは、コーヒーの焙煎と教育に特化したインタラクティブな専用スペースが特徴の新コンセプトを1971年の米映画『夢のチョコレート工場(Willy Wonka & The Chocolate Factory)』のような体験、あるいは「コーヒーの劇場」と呼んでいる。
同スペースではコーヒー豆の調達から焙煎までを見学できるほか、注文を受けるごとに豆をひいて一杯ずつ抽出する「スターバックス リザーブ(Starbucks Reserve)」ブランドのコーヒーも提供する。
プレミアムなスターバックス リザーブのみを扱うコンセプトストアを2015年にシカゴ(Chicago)、ロサンゼルス(Los Angeles)、ニューヨーク(New York)、サンフランシスコ(San Francisco)、ワシントンD.C.(Washington D.C.)にオープンさせ、今後5年間に100店舗を開店させる。2016年には、アジア初のローステリー・コンセプトの店舗を開店予定だ。(c)Relaxnews/AFPBB News