ギャラクシーがMLS制覇、引退ドノバン有終の美飾る
このニュースをシェア
【12月8日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)は7日、MLSカップ2014(MLS Cup 2014)が行われ、ロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angeles Galaxy)が延長の末2-1でニューイングランド・レボリューション(New England Revolution)を下し、通算5度目となる優勝を飾った。
延長後半6分にロビー・キーン(Robbie Keane)が決勝点を決めたギャラクシーは、現役を引退するランドン・ドノバン(Landon Donovan)におとぎ話のような最後を用意した。ドノバンは、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)の代表メンバーから外れた後、8月にシーズン終了後に引退すると発表していた。
ギャラクシーは後半7分、ステファン・イシザキ(Stefan Ishizaki)のクロスをファーで受けたギャシ・ザーデス(Gyasi Zardes)が左足のシュートを蹴り込み、先制点を挙げた。
しかし、レボリューションは同34分、左サイドでフリーになった途中出場のパトリック・マリンズ(Patrick Mullins)のパスを受けたクリス・ティアーニー(Chris Tierney)が、ワントラップしてからシュートを流し込み同点とした。
レギュラーシーズンの最優秀選手(MVP)に選出されていたキーンはこの日、本拠地スタブハブ・センター(StubHub Center)で厳しい夜を過ごしていたが、延長戦でマルセロ・サルヴァス(Marcelo Sarvas)の縦パスに抜け出すと、ゴール右下にシュートを蹴り込み、ここ一番で期待に応えた。(c)AFP