【12月3日 AFP】台湾の兵器開発責任者は2日、新型の地対空ミサイルで台湾の空域を「最大で20年間」防衛することが可能だと語った。台湾は、中国の軍事的脅威に対抗するため兵器の刷新を目指している。

「天弓3型(Tienkung III)」は台湾が独自開発した防空ミサイルの最新型で、製造は2015年から24年まで行われる予定。台湾議会が最近、748億台湾ドル(約2900億円)の予算を承認した。

 台湾の兵器開発の拠点、中山科学研究院(Chung-Shan Institute of Science and Technology)のミサイル計画責任者は「このミサイルは短距離弾道ミサイル、巡航ミサイル、戦闘機を迎撃する能力がある」とAFPに説明した。(c)AFP