パンターニ氏死亡事件の捜査官、ミス報道に「名誉毀損」
このニュースをシェア
■未だ納得できぬ人々
このニュースの数時間後、没落したイタリア人自転車選手であるパンターニ氏についての新刊本がリミニで発表された。この本は、パンターニ氏の遺族が主張し続けている他殺説を、真っ向から否定する内容となっている。
イタリアを代表するサイクリストの死は、10年経った今も納得のいく形で終結しておらず、最近の報道は、疑問を抱える人々の想像力に再び油を注ぐ結果となった。
先月報じられた内容によれば、有罪宣告された殺人犯のレナト・ヴァランザスカ(Renato Vallanzasca)が、1999年に伊ノヴァーラ(Novara)の刑務所で服役中、受刑者に対して、パンターニ氏が「ジロ・デ・イタリアを完走しない」方に大金を賭けるよう勧めたという。
これについては、闇取引に関わる犯罪組織の力がはたらき、パンターニ氏がレースから放り出されたのではないかという説が有力となっている。
パンターニ氏が1999年のジロ・デ・イタリアで出場停止処分を受けたことは一大スキャンダルとして取り上げられ、これが5年後の死につながったという見方が強い。
組織犯罪に巻き込まれたと主張し続け、コカインに溺れたパンターニ氏は、その後に復活を目指したものの、以前の輝きを取り戻すことはできなかった。