【12月1日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)のユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は30日、今季8敗目を喫したチームがリーグ最下位に沈んだにもかかわらず、今後も指揮を執ることを表明した。

 ドルトムントは欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)でベスト16入りを確定させているが、それとは対照的にリーグ戦ではフランクフルト(Eintracht Frankfurt)に0-2で敗れるなど、ファンの期待を裏切り続けている。

 12-13シーズンの欧州チャンピオンズリーグでは決勝まで勝ち進み、昨季はリーグ2位で終えているドルトムントは、クラブ史上最悪のシーズン前半戦を過ごしており、今季のブンデスリーガ1部で13試合を戦い終えて唯一8敗を喫したチームとなった。

 試合後にブーイングを浴びたクロップ監督は、辞任する考えはあるのかという報道陣の質問に対し、続投する意思を明らかにしている。

 ドルトムントと2018年まで契約を結んでいるクロップ監督は、「報道陣がそのような考えにたどり着くことは理解できるが、私が退任する流れはない。私はこのチームに起きていることに対してすべての責任がある」と語った。

「それがもし運に原因があり、監督を交代することで解決するのであれば、私はここから立ち去るだろう」

「誰かが私のところに来て、『われわれには君より良い仕事ができる人物がいる』と告げられないかぎり、ここを去ることはできない」

「自分の責任はあまりにも大きく、より良い解決策が見つかるまで、私はどこにも行かない」

 クロップ監督はドルトムントでクラブ史上初のリーグとカップ戦で2冠を達成し、10-11シーズンと11-12シーズンにはリーグ連覇を達成しているが、今季は在籍6年目にして最大の試練に直面している。

 30日に行われたリーグ戦の試合で、ドルトムントは前半5分、フランクフルトのマルコ・ルス(Marco Russ)が前方に蹴り出したボールで簡単にDFラインを破られると、アレクサンデル・マイアー(Alex Meier)に得点王争いで単独トップとなる今季8ゴール目を許した。

 そして後半33分には、DFマティアス・ギンター(Matthias Ginter)が頭でGKロマン・ヴァイデンフェラー(Roman Weidenfeller)にボールを返そうとしたが、飛び出していたヴァイデンフェラーはこれに反応できず、ボールを拾ったハリス・セフェロヴィッチ (Haris Seferovic)に追加点を奪われた。

 前日までに行われた試合で、下位を争っていたヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)とVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)が勝利を収めており、ドルトムントはこの敗戦でリーグ最下位に沈んでいる。(c)AFP