【11月22日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)のユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督が、ドイツ国外で監督業をするのであれば、イングランド・プレミアリーグでの仕事に興味があることを明らかにした。

 クロップ監督にはこれまでマンチェスター・シティ(Manchester City)やチェルシー(Chelsea)、アーセナル(Arsenal)など、プレミアリーグのクラブの監督就任のうわさが何度も取りざたされていた。

 47歳のクロップ監督は、欧州で最も高い評価を受けている指揮官の1人だが、今季のドルトムントはブンデスリーガで低迷しており、プレミアリーグの大ファンだと明かしたことで、同監督の去就はさらなる憶測を呼ぶ可能性がある。

 英スポーツチャンネル「BT Sport」のインタビューに応じたクロップ監督は、「ドイツ以外で仕事をするのであれば、唯一の選択肢はイングランドになるだろう。なぜなら、少しだけ言葉を知っているからね」とコメントした。

「もし誰かから電話がかかってきたのであれば、それについて話はするよ」

 クロップ監督が率いるドルトムントは、2010-11シーズンと11-12シーズンにリーグ連覇を達成し、12-13シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2012-13)ではチームを決勝まで導いたものの、英ロンドン(London)のウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)でバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に敗れ、タイトルを逃した。

 クロップ監督は、26日に行われる欧州チャンピオンズリーグでアーセナル(Arsenal)との対戦を控えており、再びイングランドの地に足を踏み入れることになる。(c)AFP