【12月1日 AFP】14-15ドイツ・ブンデスリーガ1部は30日、第13節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は0-2でフランクフルト(Eintracht Frankfurt)に敗れ、最下位に転落した。

 ユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督の率いる昨季2位のドルトムントは、またしても勝利を挙げることができず、クラブ史上最悪のシーズン前半戦を送っている。

 ドルトムントは前半5分、フランクフルトのマルコ・ルス(Marco Russ)が前方に蹴り出したボールで簡単にDFラインを破られると、アレクサンデル・マイアー(Alex Meier)に得点王争いで単独トップとなる今季8ゴール目を許した。

 さらに後半33分には、DFマティアス・ギンター(Matthias Ginter)が頭でGKロマン・ヴァイデンフェラー(Roman Weidenfeller)にボールを返そうとしたが、飛び出していたヴァイデンフェラーはこれに反応できず、ボールを拾ったハリス・セフェロヴィッチ(Haris Seferovic)に追加点を奪われた。

 ドルトムントは今回の敗戦で全チーム中最速でリーグ8敗目を喫した。一方のフランクフルトは9位に順位を上げている。

 今節のブンデスリーガでは、下位に低迷しているヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)とVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)の2チームがどちらも勝利しており、ドルトムントは最下位に沈んだ。

 ブレーメンはSCパーダーボルン07(SC Paderborn 07)に4-0、シュツットガルトはSCフライブルク(SC Freiburg)に4-1とどちらも大勝を収め、ドルトムントを抜き去っている。

 ブレーメンはヴィクトル・スクリプニク(Viktor Skripnik)監督就任後の公式戦5試合で4勝を挙げ、順位も14位に浮上した。(c)AFP/Ryland JAMES