【11月29日 AFP】2014-15スキージャンプW杯は28日、フィンランドのルカ(Ruka)で男子個人第2戦が行われ、五輪で通算4個の金メダルを獲得しているシモン・アマン(Simon Ammann、スイス)が、伊東大貴(Daiki Ito)、葛西紀明(Noriaki Kasai)の日本勢を抑えて優勝した。

 33歳のアマンは、最初のジャンプで139.5メートルを記録すると、2本目のジャンプでは142メートルを記録し、合計284.1点で優勝した。

 2本目のジャンプで137.5メートルを記録した伊東は合計276.1点で2位に、42歳の葛西は合計270.5点で3位に入り、W杯で複数の日本勢が表彰台に立ったのは8年ぶりとなった。

 葛西は競技終了後、「結果にとても満足している。テレビ出演で忙しく、今夏はあまり練習ができなかったので自分のジャンプに驚いた」とコメントしている。

 2013年12月以来の勝利を収めたアマンは、現在136ポイントでW杯総合首位に立っている。(c)AFP