【11月26日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)は25日、グループリーグ第5節の試合が各地で行われ、グループFのFCバルセロナ(FC Barcelona)は4-0でアポエル・ニコシア(APOEL Nicosia)を下した。

 FCバルセロナ(FC Barcelona)は、リオネル・メッシ(Lionel Messi)がハットトリックで大会通算得点記録を更新すると、ルイス・スアレス(Luis Suarez)が移籍後初ゴールを決め、勝利を挙げた。

 スアレスは前半27分、7月にリバプール(Liverpool FC)からクラブ史上最高額の移籍金で加入してから5試合目にして、ついに得点を記録した。

 しかし、数日前にスペイン1部リーグの得点記録を更新したばかりのメッシが、その10分後にラフィーニャ(Rafinha Alcantara)の当たり損ねのシュートを押し込み、レアル・マドリード(Real Madrid)のレジェンド、ラウル・ゴンザレス(Raul Gonzalez)が持つ通算最多71ゴールの得点記録を更新し、スアレスはかすんでしまった。

 さらにメッシは後半13分にこの試合自身2点目となるゴールを決めると、ラフィーニャとジョアン・ギリェルメ(Joao Guilherme)がそれぞれこの試合2枚目のイエローカードを受けて退場処分となり、両チームは10人同士となった。

 メッシは、同42分にペドロ・ロドリゲス・レデスマ(Pedro Rodriguez Ledesma)の低いクロスをゴールに蹴り込み、チャンピオンズリーグ91試合目の出場で得点数を74に伸ばした。

 メッシは「こういった重要な大会でこういった記録を達成できて満足している。とはいえ、本当に大切なのは勝ち取った勝ち点3だ。バルサは素晴らしい試合をした」とコメントした。

 この日行われた同組の試合でパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)が3-1でアヤックス(Ajax)に勝利したため、バルサは組1位に立つためには2週間後に行われるフランス王者PSGとのホームでの戦いに勝利しなければならなくなった。(c)AFP