【11月23日 AFP】14-15フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第5戦、エリック・ボンパール杯(Trophee Eric Bompard 2014)は22日、仏ボルドー(Bordeaux)でアイスダンス・フリーダンス(FD)が行われ、フランスのガブリエラ・パパダキス(Gabriella Papadakis)/ギヨーム・シゼロン(Guillaume Cizeron)組が166.66点で優勝し、GPシリーズで2つ目の金メダルを獲得した。

 パパダキス/シゼロン組は、世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2014)覇者であるイタリアのアンナ・カッペリーニ(Anna Cappellini)/ルカ・ラノッテ(Luca Lanotte)組を抑え中国杯(ISU Grand Prix of Figure Skating Cup of China 2014)を制すと、今大会のショートダンス(SD)でも首位に立ち、この日のFDで最終滑走となった。

 ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart)の「ピアノ協奏曲第23番(Piano Concerto No. 23)」に合わせた演技で、パパダキス/シゼロン組は、複雑なステップシークエンス、リフト、ツイズルを披露した。

 曲が鳴り止みスタンディングオベーションとなった観客は、パパダキス/シゼロン組の得点を見て再び大きな歓声を送った。 

 FDで102.60点を記録したパパダキス/シゼロン組は、2位に入ったカナダのパイパー・ギレス(Piper Gilles)/ポール・ポワリエ(Paul Poirier)組に9.08点差をつけた。

 映画『紳士は金髪がお好き(Gentlemen Prefer Blondes)』の楽曲に乗せた演技を披露したギレス/ポワリエ組は、FDで95.68点をマークし、合計157.58点で銀メダルを獲得した。

 米国のマディソン・ハベル(Madison Hubbell)/ザカリー・ダナヒュー(Zachary Donohue)組は、合計152.11点でSDから3位を守った。