■中国杯後のプレッシャー

 19歳のパパダキスは、シニア参戦2シーズン目でこのような成績を残せたことは予想外だと話した。

「この目標にこんなに早く到達できるとは思っていませんでした」としたパパダキスは、「今日の演技は本当に良かった。昨日のもね」と満足げな様子を見せた。

「でも、こうやって自然にできるのもプログラムを熟成させたおかげ。いつも同じとは限らないわ。ある日突然できなくなったりするの」

 20歳のシゼロンは、「大会前にプレッシャーはあった。中国杯の後に期待が高まったからね。でも、今日は落ち着いて臨めたと思う」と振り返り、「ストレスがあると感情が高ぶり、演技にも影響してしまうんだ」とコメントした。

 2013年の世界ジュニアフィギュアスケート選手権(ISU World Junior Figure Skating Championships 2013)で2位に輝いたパパダキス/シゼロン組は、ギレス/ポワリエ組と並んで、来月スペインのバルセロナ(Barcelona)で行われるGPファイナルへの出場権を手にした。

 パパダキスとシゼロンは10年前にチームを結成、今季はロマン・アグノエル(Romain Haguenauer)コーチと共に、仏リヨン(Lyon)からカナダのモントリオール(Montreal)へ練習拠点を移した。

 この決断はパパダキス/シゼロン組にとってプラスに作用し、今大会で自己ベストを更新した。

 アグノエルコーチは、「ガブリエラとギヨームは仲も良い。二人で一つに見えるような動きをするんだ。本物のダンサーさ。素晴らしい技術を持っている」と同ペアを評している。(c)AFP/Emmeline MOORE