【11月20日 AFP】国際自転車競技連合(UCI)は19日、アスタナ(Astana Pro Team)の選手からこの2か月で4人目となる禁止薬物の陽性反応が出たと発表し、同チームの来年のワールドツアー参加がさらに危ういものとなった。

 アスタナのアスタナ・コンチネンタル(Astana Continental、リザーブチーム)に所属するビクトル・オキシェフ(Victor Okishev)は、5月に行われたアジア自転車選手権でステロイドが検出され、出場停止処分を受けた。

 10月には、8月に開催されたツール・ド・ラブニール(Tour de l'Avenir)でステロイドが検出されたイリヤ・ダビデノク(Ilya Davidenok)が出場停止となっており、リザーブチームからの違反は2人目となった。

 同月には、マキシム・イグリンスキー(Maxim Iglinskiy)とバレンティン・イグリンスキー(Valentin Iglinsky)の兄弟からエリスロポエチン(ErythropoietinEPO)の陽性反応が出ており、ダビデノクの出場停止後、UCIのライセンス委員会はアスタナの運営方針と反ドーピング規程を全面的に見直すことを発表した。

 2014ツール・ド・フランス(2014 Tour de France)で総合優勝を飾ったヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali)を擁するアスタナは、すでに2015年のワールドツアーライセンスの承認を受けていた。しかし、このライセンスは、取り消されるか、条件付きでの付与になる可能性がある。(c)AFP