【11月14日 AFP】米大リーグ(MLB)、2014年シーズンの年間最優秀選手(MVP)が13日に発表され、ナ・リーグではロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)のクレイトン・カーショウ(Clayton Kershaw)が、投手としては1968年のボブ・ギブソン(Bob Gibson)氏以来となる受賞を果たした。

 26歳のカーショウは、同リーグのサイ・ヤング賞(Cy Young Award)を13日に受賞しており、2日連続で主要タイトルを手にした。

 左腕のカーショウは、MVPの記者投票で30人中18人からの1位投票を受け355点を獲得した。マイアミ・マーリンズ(Miami Marlins)のジャンカルロ・スタントン(Giancarlo Stanton)が298点で2位、ピッツバーグ・パイレーツ(Pittsburgh Pirates)のアンドリュー・マカッチェン(Andrew McCutchen)が271点で3位だった。

 ドジャース勢のMVP受賞は、1988年シーズンのカーク・ギブソン(Kirk Gibson)氏以来となった。

 ここ4シーズンで3度目となるサイ・ヤング賞を手にしているカーショウは、今季開幕直後に背中の故障で1か月の戦線離脱を強いられたが、27試合に登板して自己最高成績となる21勝3敗、239奪三振を記録し、防御率1.77と完投数6はメジャーで今季最多だった。

 カーショウはまた、6月18日に行われたコロラド・ロッキーズ(Colorado Rockies)戦では無安打無得点を達成し、チームメートのヘンリー・ラミレス(Hanley Ramirez)の失策が無ければ完全試合だった。

 カーショウはカージナルスとのプレーオフに2試合登板したが、そのすべてで敗戦投手となり、2試合合計12回3分の2を投げて11失点を喫している。

 MVPとサイ・ヤング賞のダブル受賞は、2011年のデトロイト・タイガース(Detroit Tigers)のジャスティン・ヴァーランダー(Justin Verlander)以来史上11人目。ナ・リーグでは、セントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)のボブ・ギブソン氏以来46年ぶりとなっている。

 一方で、ア・リーグのMVPにはロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム(Los Angeles Angels of Anaheim)のマイク・トラウト(Mike Trout)が満場一致で選ばれている。

 エンゼルス勢の受賞は、1979年のドン・ベイラー(Don Baylor)氏、2004年のブラディミール・ゲレーロ(Vladimir Guerrero)氏に続き史上3人目。

 トラウトは、ここ2年間のMVP投票でタイガースのミゲル・カブレラ(Miguel Cabrera)ついで2位に甘んじていたが、今シーズンはタイガース勢として4年連続受賞を狙ったビクター・マルチネス(Victor Martinez)を退けた。

 トラウトは全30票の1位票を得て420点を獲得し、マルチネスは229点だった。(c)AFP