【10月31日 AFP】ブルキナファソのブレーズ・コンパオレ(Blaise Compaore)大統領は30日、テレビで演説し、自分は大統領を辞任していないと述べた上で、「民主的に選挙で選ばれた大統領」への権力移譲について話し合う用意があると表明した。

 コンパオレ大統領は、数時間前に出された国家非常事態宣言も取り消すと述べた。

 ブルキナファソではコンパオレ大統領の来年の大統領選への立候補を可能にする憲法改正に対する大規模な抗議行動が発生したことを受け、軍が権力を掌握したと発表していた。(c)AFP