■新オーナー側も反論、チーム施設は管財人に施錠される

 一方で、かつてF1チームの代表を務めた経験を持ち、現在エンゲーベストのアドバイザーを務めているコリン・コレス(Colin Kolles)氏は、フェルナンデス氏の主張に異議を唱えている。

 コレス氏は、「この契約は、全面開示の下で結ばれたことを理解しなければならない。すべての条件と慣例は買い手によって履行されている。われわれにはわれわれの立場がある、そして、これ以上伝えることはない。管財人ははっきりした状況を把握できていない」とコメントしている。

 チームが無くなれば、イングランドにあるケータハムの拠点で働く約200人のスタッフが職を失うことになる。

 管財人は23日、チーム拠点の工場を施錠し、米国GPが行われるテキサス(Texas)州オースティン(Austin)への空輸を48時間後に控えるマシンは閉じ込められた状態となっている。

 コレス氏は、マシンはF1エントリーを所有する1MRTが保持しており、マシンの供給を行うケータハム・スポーツ・リミテッドのものではないと主張している。

 英ロンドン(London)に拠点を置く会計事務所のスミスアンドウィリアムソン(Smith & Williamson)はこれに異論を唱えており、そのため工場の鍵が閉められ、スタッフが閉め出されていると説明している。

 コレス氏は、「全員がオースティンへ向かう準備をしている。管財人が考えを変えなければ厳しいということが問題だ」と語っている。(c)AFP