■日本男子をけん引する羽生

 高橋大輔(Daisuke Takahashi)が現役引退を表明した今、日本男子勢をけん引するのは、五輪と世界選手権の2冠を達成した羽生だ。

 ソトニコワと同様、羽生は五輪金メダリストとしての実力を示したいとしているが、腰の故障により今月行われたフィンランディア杯(Finlandia Trophy 2014)を欠場、3度の4回転ジャンプを盛り込む予定のフリースケーティング(FS)にも不安が残る。

 羽生は、「五輪と世界選手権の覇者にふさわしい演技をしたい」と話している。

 世界フィギュア3連覇を誇るカナダのパトリック・チャン(Patrick Chan)が今季の休養を表明し、羽生を脅かすのは、今年の世界選手権で僅差の戦いを繰り広げた町田樹(Tatsuki Machida)、そしてトレーニングパートナーのハビエル・フェルナンデス(Javier Fernandez、スペイン)ということになりそうだ。

 町田は、スケート・アメリカ連覇を目指しており、ソチ五輪の銅メダリストであるカザフスタンのデニス・テン(Denis Ten)も、同大会に出場する。