【10月23日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)は22日、グループリーグ第3節の試合が各地で行われ、グループDのアーセナル(Arsenal)は2-1でRSCアンデルレヒト(RSC Anderlecht)に勝利した。

 敵地ブリュッセル(Brussels)でアーセナルは、終盤にキーラン・ギブス(Kieran Gibbs)とルーカス・ポドルスキー(Lukas Podolski)が挙げたゴールで、劇的な勝利を飾った。

 後半26分にアンディー・ナハル(Andy Najar)が決めたヘディングシュートで、ベルギー王者のアンデルレヒトが、欧州の舞台で久々の勝利を挙げるかに思われたが、アーセナルは残り1分でカラム・チェンバース(Calum Chambers)のクロスにギブスがボレーで合わせて同点に追いついた。

 すると、途中出場のポドルスキーがロスタイムが1分を経過したところで決勝点を決め、65歳の誕生日を迎えたアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督に大きな安堵をもたらした。公式戦ここ9試合で2勝とする中、指揮官にとって再び忘れたい夜になるかと思われたが、グループ上位の座を守った。

 この日行われた試合で4-0とガラタサライ(Galatasaray)に勝利したボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)が勝ち点9でグループ首位に立ち、アーセナルは3差の2位につけている。しかし、下位2チームはともに勝ち点1にとどまっており、アンデルレヒトとの再戦で決勝トーナメント進出が大きく近づく。

 一方、敗れたアンデルレヒトはチャンピオンズリーグのホームの試合で6連敗となっている。(c)AFP