【10月21日 Relaxnews】高級ホテルに関する最新の報告書によると、富裕層の旅行者の間でギリシャの首都アテネ（Athens）の人気が急速に高まっている。同地域は経済危機から順調に回復しつつあるようだ。

 2013年7月から2014年6月までのインターネット検索のデータを基に世界の高級ホテルブランドの動向を調べた2014年版「世界ラグジュアリー指数（World Luxury Index 2014）」によると、世界の富裕層がアテネの高級ホテルを探すために行った検索はその前の1年間より29パーセント多かったという。

 このデータによると、旅行先としてのアテネの人気は地中海で8番目だったが、検索の伸び率は世界で最も大きかった。

 報告書をまとめたデジタル・ラグジュアリー・グループ（Digital Luxury Group）の創設者兼最高経営責任者（CEO）のデービッド・サディグ（David Sadigh）氏は、「ギリシャの島々は依然として非常に人気のある観光地で、アテネはその入り口にあたる。ギリシャ観光は今後2年間、成長が見込まれる」と指摘している。

報告書はまた、ホテルブランドの人気トップ50も示している。トップ10は以下の通り。

1. ヒルトン（Hilton）
2. シェラトン（Sheraton）
3. ウェスティン（Westin）
4. フォー・シーズンズ（Four Seasons）
5. リッツ・カールトン（Ritz-Carlton）
6. ハイアット（Hyatt）
7. ルネッサンス（Renaissance）
8. エンバシー・スイーツ（Embassy Suites）
9. インターコンチネンタル（InterContinental）
10. ハイアット・リージェンシー（Hyatt Regency）

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