【10月17日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)副大統領の息子が今年、コカイン検査で陽性と判定され、米海軍予備役を除隊処分となった。米政府高官が16日、AFPの取材に認めた。

 この件に詳しい匿名の政府高官によると、ハンター・バイデン(Hunter Biden)氏(44)は2012年から予備役将校を務めていたが、昨年の薬物検査で陽性と判定された。

 ハンター・バイデン氏は声明で、除隊を認め、後悔していると述べた。

「米海軍に服務するのは私の人生の名誉だった。深く後悔しており、自らの行動により除隊となったことを恥じている」とハンター・バイデン氏は弁護士を通じて発表された声明で述べた。

「私は海軍の判断を尊重する。家族の支援と愛情により、私は前に進む」

 副大統領の事務所からは正式なコメントは発表されていない。

 米海軍のライアン・ペリー(Ryan Perry)中佐は電子メールで、プライバシー法の規定によりハンター・バイデン氏の除隊についての詳細は公表されない可能性があると述べた。(c)AFP