【10月13日 AFP】南米ボリビアで12日に投開票された大統領選挙は、出口調査の結果、現職のエボ・モラレス(Evo Morales)大統領が60%を超える得票で決選投票を回避し3選を果たすことが確実となった。

 世論調査会社イプソス(Ipsos)などによると、同国初の先住民大統領として2006年に初当選したモラレス氏は2位候補に40ポイント近い大差をつけて勝利した。

 同日実施された議会選挙でも、モラレス大統領が率いる与党・社会主義運動(MAS)が多数の議席を占める見通しで、中南米最貧国の一つとされるボリビアで天然ガス・石油資源部門の国有化や福祉拡大などを進めてきた左派改革が続行される見込みとなった。(c)AFP