ジャイアンツ、カージナルスを完封し先勝
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【10月12日 AFP】14MLBは11日、プレーオフのナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第1戦が行われ、サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)が3-0でセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)に先勝した。
ジャイアンツは、先発登板したマディソン・バンガーナー(Madison Bumgarner)が7回3分の2を投げて7奪三振、1四球の好投を見せると、カージナルスの守備の乱れに乗じてリードを奪った。
勝利投手となったバンガーナーは、敵地でのプレーオフで26回3分の2イニング連続無失点という大リーグ記録を樹立している。また、ジャイアンツは敵地でのプレーオフで7連勝を飾っている。
ジャイアンツはパブロ・サンドバル(Pablo Sandoval)が4打数3安打1四球に加えて本塁を踏み、ブランドン・ベルト(Brandon Belt)とトラビス・イシカワ(Travis Ishikawa)がそれぞれ1打点ずつを挙げた。
カージナルス先発のアダム・ウェインライト(Adam Wainwright)は、4回3分の2を投げて6安打、3四球で3失点(自責2)と再び苦しい投球となった。シーズン終盤に肘の痛みに苦しんでいると伝えられていたウェインライトは、今プレーオフで9回を投げて9失点を喫している。
ジャイアンツは、2回に二塁打で出塁したサンドバルがイシカワの適時打で生還し先制。さらにグレゴール・ブランコ(Gregor Blanco)の打球がカージナルスの三塁手マット・カーペンター(Matt Carpenter)のグラブを弾くと股間を抜け、この失策の間にハンター・ペンス(Hunter Pence)が追加点の本塁を踏んだ。
ジャイアンツは3回にもカージナルスのミスに助けられて、バスター・ポージー(Buster Posey)とサンドバルの連打の後、併殺崩れで三塁に進んだポージーがベルトの犠飛で生還した。
バンガーナーにとっては、この3点で十分だった。
カージナルスは対戦成績を五分に戻すべく臨む12日の第2戦で、ランス・リン(Lance Lynn)に先発マウンドを託す。一方のジャイアンツは、ジェイク・ピービー(Jake Peavy)が登板する予定となっている。(c)AFP