■イメージダウンは「誤解」が原因?

「アフリカの真珠」と呼ばれ、反同性愛法をめぐる批判が起きる前には、旅行ガイドブック大手ロンリープラネット(Lonely Planet)のランキングで上位に入ったこともあったウガンダについて、旅行業者協会のアドソさんは、ゲイやレズビアンたちにとっても安全な場所であり、「誤解」されているのだと話す。

 反同性愛法についてアドソさんは、小児愛者らから「子どもたちを守る」のが目的だと説明。「子どもたちがケニアに強制的に連れて行かれ、裸体の撮影だとかいったことを強いられているとの話がある」と語り、同性愛者の人権団体は海外からの資金集めのために自分たちの窮地を「誇張して語っているのだろう」と話した。

 ウガンダ政府観光局は、同国が深刻なイメージダウンに直面していると認めている。観光局の商品開発責任者、シルビア・カレンベ(Sylvia Kalembe)さんは、ニューヨークでの会合に参加して、自分も含め関係者が「ウガンダがどう見られているのかを知ってショックを受けた」と話す。

 会合に参加した国際ゲイ・レズビアン旅行協会のジョン・タンゼラ(John Tanzella)会長はAFPに対し、「同性愛嫌悪の問題を抱える他の旅行先と同様、(ウガンダを)訪れる際には注意するよう旅行者に勧告する」と語った。

 ウガンダの同性愛者の人権活動家らは、たまたま同性愛者として生まれた自国民を自分たちがどう扱っているのかを、政府はまず自覚するべきだと訴える。活動家のペペ・ジュリアン・オンジーマ(Pepe Julian Onziema)さんは「町から町に移動するのでさえ、困難を極める」と現状を説明。観光業界の構想について、国民と外国人とで別々の法律があるような印象を与えると述べ、「自由はまず私たちに与えられるべきだ」と主張した。(c)AFP/Amy FALLON