【10月7日 AFP】韓国国防省によると7日午前9時50分(日本時間同)ごろ、北朝鮮と韓国の警備艇が海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)付近で短時間にわたり撃ち合いとなった。韓国国防省は、北朝鮮の警備艇が境界線を侵犯したと主張している。

 韓国国防省の報道官によると、北方限界線付近にある同国の延坪島(Yeonpyeong Island)近くで、北朝鮮の警備艇が韓国側の水域に約0.5カイリ侵入し、発砲してきたため、韓国の警備艇が撃ち返したという。北朝鮮の警備艇は約10分後に北方限界線の朝鮮側に戻った。韓国側に被害はなかったという。(c)AFP