米主将ワトソン、ライダーカップの敗北とチームの不和を悔いる
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■フューリックからのプレゼントを拒否
ESPNによれば、ワトソンは先月27日のミーティングで、米国選抜がフォアサムで優れていなかったために1-7の惨敗を喫したのだと話し、欧州選抜の選手たちをひやかしたという。
また、選手全員の寄せ書きが入ったトロフィーのレプリカをジム・フューリック(Jim Furyk)が渡すと、ワトソンは、28日に本物のトロフィーを掲げられなければ、こんなものは何の意味も持たないと言ったという。
ワトソンは、これについて「自分のコミュニケーション方法について全責任を負う。私の言葉遣いのせいで、ライダーカップ優勝に向けての選手の努力と貢献を否定したように受け取られてしまったとしたら、本当に申し訳ない」と話した。
「選手は、できることをすべてやっていた。全力でプレーしていた。一人一人を知ることができて良かった」
米国選抜がより良い結果を残すにはどうすれば良かったのかという質問に対し、ワトソンは、選手が良いプレーをしなければいけなかったと話した。
「結果的に見れば、もう一方のチームがより良いプレーをしていたということだ。脱帽だ。祝福するよ」
大会後の記者会見で、ミケルソンは、2008年の主将ポール・エイジンガー(Paul Azinger)が採用した、小さなグループを維持するやり方を引き合いに出し、そこに回帰すべきだと主張した。
この発言により会場の空気は張り詰め、ハンター・メイハン(Hunter Mahan)がミケルソンを見つめ不快感をあらわにすると、フューリックに至っては、この議論に入りたくないとコメントした。
ワトソンは、「選手、家族、PGAツアー、そして母国に対し、才能あるゴルファーを率いることができてどんなに光栄だったか、この2年間、ライダーカップに向けて準備することがどれだけ幸せだったか、改めて伝えたい」と締めくくった。(c)AFP