競泳の平井監督、「萩野への過度な期待は禁物」
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■今大会では女子にも期待
日本代表は、仁川(Incheon)で過去最多の20個以上の金メダルを獲得するという目標を掲げているという。
「選手たちは22個の金メダルを目標にしていますが、どうでしょうか」と言って笑った平井監督は、「正式な目標というものはありません。選手たちは自分自身の目標を設定していますが、チームとしてではありません」と話した。
「意見が分かれているわけではありません。選手たちが、どれだけ高いモチベーションを持っているかということです」
「2006年のドーハ(Doha)大会のように、16個くらい取れたら理想です。最低でも、前回の記録は超えたいですね。もちろん厳しい戦いだということは理解していますし、当たり前だとは思っていません」
平井監督は、前回大会で金メダルを一つも獲得できなかった女子についても、今大会ではメダルが狙えると考えているようだ。
渡部香生子(Kanako Watanabe)と金藤理絵(Rie Kaneto)を引き合いに出した平井監督は、「前回は(金メダルが)合計ゼロでしたが、今回は平泳ぎに期待できます」とし、「星奈津美(Natsumi Hoshi)がバタフライで勝てれば最高ですね。好スタートを切って、勢いに乗ることが大事ですから」と締めくくった。
(c)AFP/Alastair HIMMER