【9月17日 AFP】インターネット統計サイト、インターネット・ライブ・スタッツ(Internet Live Stats)のリアルタイム統計で16日、世界のウェブサイト数が10億件を突破した。その数は依然として増え続けている。

 ワールドワイドウェブ(WWW)の生みの親とされるティム・バーナーズリー(Tim Berners-Lee)氏はマイクロブログのツイッター(Twitter)で、この節目を称賛した。ネット上のアドレスを管理する団体は、増え続けるウェブサイト数に対応すべく、ドメインの選択肢を「.com」や「.net」以外へと大幅に拡大させている。

 今年4月に誕生25周年を迎えたワールドワイドウェブの基本構想は、バーナーズリー氏がまだ無名の若きコンピューター研究者としてスイスにある欧州合同原子核研究所(European Organisation for Nuclear ResearchCERN)に勤務していた時に記した技術論文から生まれた。同氏は、相互に接続したコンピューター上のファイルに簡単にアクセスできる仕組みを提案。これが、数十億人の暮らしに影響を与える地球規模の現象となったワールドワイドウェブにつながった。(c)AFP