【9月14日 Relaxnews】世界の美食家たちは今月9日からインターネット上で、今年7月に日本語で出版された「ミシュランガイド(Michelin Guide)」に掲載されている飲食店や宿泊施設に関する情報を英語で閲覧できるようになった。

 レストランガイドのミシュランが初めてまとめた福岡・佐賀の両県にある店舗を対象とする「ミシュランガイド福岡・佐賀2014特別版(Michelin Guide Fukuoka & Saga 2014)」の英語版は、福岡・博多の観光案内サイト「よかなび(YokaNavi)」のほか、福岡観光コンベンションビューロー(Fukuoka Convention & Visitors Bureau)、佐賀県観光連盟(Saga Prefectural Tourism Federation)の英語版ホームページなど複数のウェブサイトを通じて閲覧が可能。いずれも外国人旅行客の呼び込みを目的に、無料でのアクセスを提供している。

 ミシュランガイド福岡・佐賀特別版に掲載されているレストランや宿泊施設は、合計489店舗。福岡の寿司店「行天(Gyoten)」と伝統的な日本料理を提供する「嵯峨野(Sagano)」の2店が最高ランクの3つ星を獲得したほか、レストラン11店と旅館1軒が2つ星、レストラン43店が1つ星に選出された。

 そのほか、星は付かないもののコストパフォーマンスが高いレストランとして、2014年版のミシュランガイドから新たな指標として加わった「ビブグルマン(Bib Gourmand)」にレストラン74店が選ばれている。(c)Relaxnews/AFPBB News